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例題9

赤玉と白玉と箱がそれぞれいくつかあります。1つの箱に赤玉4個と白玉8個の12個ずつを入れていくと白玉の残りが 0個になるとき赤玉の残りは8個で、箱もいくつか残ります。また1つの箱に赤玉4個と白玉5個の9個ずつを入れていく と赤玉の残りが0個になるとき白玉の残りは5個で、箱は3個残ります。赤玉と白玉と箱はそれぞれ何個ありますか。

答え 赤玉:28個 , 白玉:40個 , 箱:10箱

解説

整理しましょう。2種類の作業があるのでこれらを作業A , Bとします。
差集め算
まず赤玉と箱に着目します。
赤はどちらにしても4個ずつ箱に入れます。作業Bでは3箱残り、作業Aでは何箱かわかりません。

作業Aでは赤玉が8個残っているので 8÷4=2 より、あと2箱使えば作業Bと同じように赤玉は残り0個になっていたはずです。
よって 3+2=5個 より作業Aの場合に残った箱は5個であることがわかります。

次に白玉に着目します。作業Bでは箱の残りが3個で作業Aでは箱の残りが5個なので、作業Bで残りの箱が5箱のときを考えます。

このとき下図のようになります。
差集め算
残りの箱が同じ5個なので使った箱の数も同じです。
8個ずつ入れる場合と5個ずつ入れる場合で、差が 15-0=15個
よって 15÷(8-5)=5個 より使った箱の個数は5個であることがわかります。

(箱)=5+5=10個
(赤玉)=4×5+8=28個
(白玉)=5×5+15=40個

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