消去算は受験算数用の「方程式」です。超超超重要分野です。
消去算を得意にすれば算数が得意になります。
消去算で重要な考え方をいくつか例をもとにあげておきます。
(例1)
2つの商品AとBがあり、それぞれ2個ず買うと50円になります。
ではA1個とB1個では何円になりますか?
A2個とB2個で50円なので AA+BB=50円
A1個とB1個は、上の式を2で割って A+B=25円 ということがわかります。
(例2)
2つの商品AとBがあり、A2個とB1個を買うと70円になります。
またA1個とB1個を買うと50円になります。
ではA1個は何円ですか?
A2個とB1個で70円なので AA+B=70円
A1個とB1個で50円なので A+B=50円
2つの式のちがいを見比べると左はAで右は20円なので A=20円 ということがわかります。
(例3)
3つの整数 A , B , C があります。
A+B=9
A+C=7
のときBとCはどちらがどれだけ大きいですか?
AにBを足すと9になって、AにCを足すと7になっています。
つまりBはCよりも 9-7=2 大きいことがわかります。 |