この単元では「組み合わせ」の基本を学びます。
場合の数は大きく分けると「順列」と「組み合わせ」です。
「順列」… 順番を考える、「並べかえ」の場合の数
「組み合わせ」… 順番を考えない、「選ぶ」の場合の数
例えば A , B , C , D の4人から2人を「選ぶ」場合の数を調べてみましょう。
数え上げるときは、やみくもに書き出すのではなく、
「1人目」が「A」のとき、「1人目」が「B」のとき … のようにていねいに書き出しましょう。
1人目がAのとき … AB , AC , AD
1人目がBのとき … BC , BD
1人目がCのとき … CD
1人目がDのときはもうありません。すでに数えています。
よって全部で6通りです。
※ 組み合わせなので AB と BA は同じです。重複して数えないように注意しましょう。 |