例題1
次の問いに答えなさい。点Oは円の中心です。
(1) アとイの角度を求めなさい。
(2) アの角度を求めなさい。
解説
(1) 右図のようにOAを引きます。OA , OB , OCはすべて半径なので OA=OB=OC よって三角形OAC , 三角形OABは二等辺三角形です。
(角OAC)=(角OCA)=36度
(角AOC)=180-36×2=108度
ウ=360-(115+108)=137度
三角形OABは二等辺三角形なので ア=(180-137)÷2=21.5度
イ=ア+36=21.5+36=57.5度
別解
イの角度は36度の角度がわかっていなくても求めることができます。下図のように記号を付けて考えます。 □×2=180-115=65度
○×2+●×2+□×2=(三角形の内角の和)=180度
よって ○×2+●×2=180-□×2=180-65=115度
イ=○+● なので イ=(○×2+●×2)÷2=115÷2=57.5度
(2) 中心からBとCに線を引くと下図のようになります。 (角AOB)=180-40×2=100度
(角BOC)=180-60×2=60度
(角COD)=180-48×2=84度
よって ア=360-(100+60+84)=116度